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論文

Nanoscale structural analysis of Bi$$_{0.5}$$Na$$_{0.5}$$TiO$$_3$$

米田 安宏; 野口 祐二*

Japanese Journal of Applied Physics, 59(SP), p.SPPA01_1 - SPPA01_7, 2020/11

 被引用回数:19 パーセンタイル:77.19(Physics, Applied)

放射光全散乱を利用してBi$$_{0.5}$$Na$$_{0.5}$$TiO$$_3$$ (BNT)のナノスケール構造解析を行った。BNTは脱分極温度が低いという問題があるものの、非鉛で優れた圧電特性を持つ物質として期待されている。脱分極はリラクサー同様の散漫的な振る舞いであるため、局所構造解析が必要である。局所構造解析によって化学量論的不均一性と構造不均一性の両方を明らかにした。特に局所構造領域においてはTiのランダムネスが構造の平均化を強く促進していることがわかった。

論文

Positronium bubble oscillation in room temperature ionic liquids; Temperature dependence

平出 哲也

Journal of Physics; Conference Series, 618(1), p.012004_1 - 012004_5, 2015/06

 被引用回数:5 パーセンタイル:84.11(Physics, Applied)

ポジトロニウム(陽電子と電子の結合状態)は物質中で負の仕事関数を持つため、液体中ではサブナノサイズのバブルを形成する。バブルが形成される際に、その大きさが安定するまでに、バブルの大きさの変化や振動が起こると考えられる。陽電子消滅法は、対消滅$$gamma$$線を検出することで行われる手法であるが、その時間分解能は100-200ピコ秒程度であり、通常短時間で起こる液体中のバブル形成過程は、計測された例がない。室温イオン液体中における陽電子消滅過程では不思議な現象が多く見られてきたが、最近、これらが、バブル形成に時間を要するためであることが明らかとなってきた。そこで、バブル形成時の振動などが計測できる可能性があり、実際に、バブルサイズに依存する、三重項ポジトロニウムの消滅率の振動として捕らえることに成功した。一方、この振動の周期や減衰は、サブナノスケールにおける動的粘弾性を示しており、室温イオン液体をはじめとする液体の新しい動的特性評価法となりえることを示しており、振動が温度依存することを示すことで、動的特性が反映されていることも確認した。

論文

Nanoscale diffusion tracing by radioactive $$^{8}$$Li tracer

石山 博恒*; Jeong, S.-C.*; 渡辺 裕*; 平山 賀一*; 今井 伸明*; 宮武 宇也*; 小柳津 充広*; 片山 一郎*; 長 明彦; 乙川 義憲; et al.

Japanese Journal of Applied Physics, 53(11), p.110303_1 - 110303_4, 2014/11

 被引用回数:4 パーセンタイル:18.07(Physics, Applied)

We have developed a nanoscale diffusion measurement method using an $$alpha$$-emitting radioactive $$^{8}$$Li tracer. In this method, while implanting a pulsed 8 keV $$^{8}$$Li beam, the $$alpha$$ particles emitted at a small angle (10$$^{circ}$$) relative to the sample surface were detected as a function of time. The method has been successfully applied to measuring lithium diffusion coefficients for an amorphous Li$$_{4}$$SiO$$_{4}$$-Li$$_{3}$$VO$$_{4}$$ (LVSO) thin film with a thickness of several hundred nanometers, demonstrating that the present method is sensitive to diffusion coefficients down on the order of 10$$^{-12}$$cm$$^{2}$$/s, which is more sensitive by about two orders of magnitude than that previously achieved.

報告書

フレネルゾーンプレートを用いたナノスケールX線レーザービームの生成

永島 圭介; 加道 雅孝; 錦野 将元

JAERI-Research 2003-035, 10 Pages, 2004/02

JAERI-Research-2003-035.pdf:0.52MB

コヒーレントX線を用いた利用研究とそのための光学技術開発は、今後期待されている新しい研究分野である。日本原子力研究所では、世界で初めて空間的にフルコヒーレントの軟X線レーザーを開発することに成功した。このX線レーザーをフレネルゾーンプレートで集光して超高強度のナノX線ビームを生成する実験装置を製作した。数値計算によって詳細な集光特性を評価した結果、およそ5$$times$$$$10^{14}$$W/c$$m^{2}$$のX線強度が得られることがわかった。

口頭

Cs含有粘土鉱物粒子の放射光光電子顕微鏡によるピンポイント分析

吉越 章隆

no journal, , 

Cs含有粘土鉱物の放射光光電子顕微鏡を用いたピンポイント分析に関して招待講演の一つとして講演する。構成元素の分布を観察するとともにCsおよびFeのナノスケール化学状態分析に成功し、Cs吸着モデルとの関係を報告する。放射光光電子顕微鏡の将来展望に関しても議論する。

口頭

放射光光電子顕微鏡によるセシウムを含む粘土鉱物のナノスケール実空間分析

吉越 章隆

no journal, , 

セシウムが吸着した粘土鉱物の放射光光電子顕微鏡を用いたナノスケールピンポイント分析に関して招待講演の一つとして講演する。絶縁物試料であるにも関わらず、適切な処理によって、構成元素の分布を観察するとともにCsおよびFeの化学状態の精密分析に成功した。ピンポイントX線吸収スペクトルからCs吸着機構を議論する。絶縁物試料に対する放射光光電子顕微鏡の将来展望も議論する。

口頭

軟X線光電子顕微鏡による微粒子のナノスケール化学状態分析

吉越 章隆

no journal, , 

放射光光電子顕微鏡(SR-PEEM)は、試料から放出された光電子をプローブする表面敏感なナノスケールの空間分解能を有する顕微鏡である。電子レンズによって像の拡大、縮小が容易であり、試料形状の観察とともに高エネルギー分解能X線吸収分光(XAS)による化学状態のピンポイント分析が可能である。試料の薄片化が不要であることから、対象物の"ありのまま"の姿を観察および分析できるなど試料走査型や透過型顕微鏡に無い多くの優位点を持つ。本講演では、福島第一原発事故で飛散した放射性Csの土壌中の吸着状態の解明に向けたSR-PEEMの応用例を紹介する。SR-PEEMの絶縁物に対する帯電という致命的な問題を試料表面に極薄膜を付加することによって克服し、Csが吸着した風化黒雲母に対して、明瞭なCsマップとCs M吸収端ピンポイントXASスペクトルの取得に成功し、Cs吸着機構に関する重要な知見を得た。本手法は、原子力分野のみならずナノテクノロジー研究などへの応用も期待されている。

口頭

常陽で重照射されたODS鋼中の酸化物粒子の3D-AP観察

外山 健*; 柴原 理恵*; Du, Y.*; 井上 耕治*; 永井 康介*; 矢野 康英; 大塚 智史; 光原 昌寿*; 中島 英治*; 大沼 正人*

no journal, , 

酸化物分散強化型(ODS)鋼は次世代炉材料として有望である。ODS鋼の高温強度はマトリックス中に高密度に分散するY-Ti酸化物粒子が担うが、中性子照射により酸化物粒子が溶解(反跳溶解)することや、一旦溶解したYやTiが再び析出して新たな酸化物粒子が形成する可能性も報告されている。本研究では、常陽で158dpaの高照射量まで中性子照射された14Cr-ODS鋼(MA957)について、3次元アトムプローブ(3D-AP)を用いて酸化物粒子を観察し、照射による変化を調べた。これまでの3D-APを用いたMA957に関する研究では、中性子照射(5-110dpa)によって粒子の溶解と再形成が生じ、再形成粒子は直径2nm以下と微細で化学組成は元の粒子から異なることが報告されているが、今回の3D-AP観察結果からは、少なくとも502$$^{circ}$$C照射材では130dpaまでの重照射後も粒子は安定に存在することが示唆された。

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